寅島市災害防災課が5年間の予算をつぎ込んで製造した
ヒューマノイド型のロボット「トラジマくん」(仮)の図面の入手に成功しました。
Fig.1
おかっぱ頭の少年をモチーフとしています。
人工知能搭載で人間でいう11歳程度の男の子の知能があります。
性格は防災ロボなので好戦的ではなく温厚的です。
Fig.2
起動スイッチはこめかみにあり出動時には市長がボタンを押します。
生体認識(バイオメトリックス)を採用し、市長の右手人差し指が鍵になっています。
Fig.3a
バッテリーパック(リチウム電池)はランドセル型で背中に背負います。(着脱可能)
長時間活動用のLサイズのバッテリーも開発されましたが、重いので本人が嫌がって付けた験しがありません。
Fig.3b
充電プラグだけで50tあります。
電源は三相交流30,000V/50Hzで24時間充電で約30分活動可能です。(Sサイズ)
Fig.4
普段は市役所横の駐車場の一部で体育すわりをして待機しています。
今期は屋根を作る予算が取れなかったために雨の日は濡れてしまいます。
一部の市民からは「かわいそう」との陳情が寄せられています。
(市役所は昨年、ウルトラふぐりんのヒップクラッシュで崩壊したために再建中です)
Fig.5
両耳のアンテナはあらゆる周波数帯の電波を捉えることができます。
もちろん、地デジ(地上波デジタル放送)にも対応しています。
また、GPS機能搭載で現在位置を瞬時に把握でき、現場に走って駆けつけます。
<主要緒元>
身長:120m、体重:605,000t(バッテリーSサイズ装着時)、動力:VVVFインバーター制御方式
1km走:30秒フラット(時速120km/h)、垂直跳び:40m、言語:日本語
設計開発・機構製造:四菱重工、ボディ架装:東日本車体工業、電装:北芝、目立製作所
インバーター:シーマンス(ドイツ)、人工知能開発:不二通
2007年製造 Made in Japan
2007/03/07