街中で走り込みをしていた小狼でしたが、街の半分を踏み散らかしたところで疲れてきました。「ちょっと休憩しよ」そう言って小狼は周囲のビルを押し潰すように座り込みます。「なんか派手な建物があるな…」小狼は薄いピンク色の外壁の病院に目をとめました。「かかとおとしでもお見舞いしてやるよ」小狼は少し腰を浮かして右足を振り上げると、ビルの屋上に思いっきりスパイクを叩きつけました。凄まじい音とともにビルは崩れ落ちていきます。「はは…面白いな」休憩するために座り込んだ小狼でしたが、周囲の建物を次々と破壊していくのでした。
2004/04/19