歌ちゃん、暴れまくっていますねぇ…(^_^;
レオタードはOPの衣装に合わせてアレンジしてみました。
<以下、SSです>
マイメロの魔法によって歌の身体はどんどん巨大化していきます。
「ちょっと! マイメロ! このコスチュームは何なのよっ!?」
巨大化した歌はぴっちりしたレオタードに包まれています。
豆粒ほどになったマイメロが歌の耳元でささやきます。
「マイメロ、カッコいい方がいいと思って…」
「これじゃあ、恥ずかしいじゃないの!」
「そんなことより歌ちゃん、駆くんを止めなくていいの?」
「そ、そうだったわね…」
歌は街中を目指して走り始めました。
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「小暮っ! アンタなにやってんのよ!?」
街中に辿り着いた歌は雑居ビルを踏み潰している駆に声をかけました。
「何だ夢野…お前も巨大化したのか?」
「そうよ! 何か文句あるの? というか街を壊すのはやめなさいよ」
「お前に言われたくないよな…」
そう言って駆は歌の走ってきた場所を指差しました。
「えっ?」
歌が振り返ると走ってきた道筋の建物はメチャクチャになっていました。
駆を止めることに夢中だった歌は足元に構っていられなかったのです。
「お前の方が怪獣じゃんか! あははっ」
駆は歌を挑発します。
「んーっ、もう! 頭にきた! これでもくらいなさいよっ!!」
歌はくるっと回ると回転蹴りを駆に撃ち込みました。
「うわーっ!!」
駆の身体は後ろに吹き飛び、ビルを次々と押し潰していきます。
「ふふん。正義のキックの威力は凄いでしょ!」
吹っ飛んで行った駆を見て歌は満足そうでした。
「これで黒魔法も消えるわね…」
ところが、駆の身体は巨大化したままです。
「あれ!? どうして?」
「歌ちゃん、歌ちゃん!」
耳元にマイメロがやってきました。
「マイメロ! 小暮が元にもどんないの? どうして?」
「歌ちゃん、えーとね、クロミちゃんの魔法を解くには…」
「うんうん、解くには…!?」
歌は真剣な表情でマイメロに耳を傾けます。
「駆くんを気持ちよくさせてあげないといけないの」
「はぁ〜!?」
マイメロの答えに歌は訳が分からないという表情を見せました。
以下、続く…!?
2007/02/10