クロミの悪夢魔法によってブルマ姿になった小暮くんです。
穿いてはみたものの、本人は恥ずかしがっているみたいですね。
<以下、SSです>
今日は日曜日。駆は暇つぶしにネットサーフィンを楽しんでいました。
「オレの学校の写真ってあるのかな…?」
駆は何気なしに検索を始めました。
「へぇ〜昔は女子はブルマだったんだ…」
モニターには夢が丘中学校の5年前の体育祭の写真が表示されています。
それを見た駆は少し驚いた声を上げました。
その画面には女子はブルマ、男子は半パンの姿が写し出されています。
「夢野のブルマ姿、見てみたいな…」
今では夢が丘中学校は男女ともにハーフパンツが指定の体操服です。
歌のブルマ姿を想像した駆は少し顔を赤らめました。
「アタイがその夢、叶えてやるよ!」
「あっ! お前はクロミ!」
「開けっ! 夢の扉ぁ〜!!」
駆が突然現れたクロミに驚いている隙にクロミは魔法をかけました。
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「んんっ…!? 何だこれ!」
駆は自分の服に目を疑いました。
「そうか、これがブルマか……じゃないっ!!」
「どうだい!? これで満足したかい?」
クロミは得意げに駆に話しかけます。
「オレが見たいのは夢野のブルマ姿だっ!」
「まぁ、細かいことはどうでもいいじゃん。じゃ、サイナラ〜」
「コラ、待て! 元に戻せよ!」
「言っとくけど、その魔法、3日間解けないかなね〜じゃあね〜」
クロミはそう言い残すとさっさと姿を消しました。
「3日間…!? えっ! オレ、どーすればいいんだ!?」
明日は学校です。駆はピチピチのブルマ姿で登校する自分の姿を想像すると恥ずかしくなりました。
「そうだ! マイメロに頼めばいいんだ…でも待てよ。そうすると夢野にオレのブルマ姿、見られちゃうじゃん!」
歌にこのことが知れたら変態扱いにされるに決まっています。
「どうすればいいんだよぉ…」
途方にくれる駆でした。
2007/03/03